ホーム » 不倫の慰謝料請求の方法 » サンプルの慰謝料請求書でも不倫相手に効く方法をお教えします
こんにちは、まいみらいです。
本やネット上に載っている慰謝料請求の文章のサンプルを使って、不倫相手に内証証明などの書面を送っても失敗するよ。
でも、ある文章を加えることによって、不倫相手が慌てふためいて対応してくるよ、というお話です。
自身でサンプルの文章を使って、不倫相手に慰謝料請求をお考えなら、
失敗して凄い腹立たしい思いをした上に、自分の選択肢が減ってしまう等といった事態を避ける為にも、必ず押させるべき内容となっています。
現在、夫や妻の不倫相手に対する慰謝料請求の文面のサンプルが、ネットや本などでたくさん載っています。
たとえば、こんな感じの内容が多いかな。
私は、〇〇〇〇の妻・〇〇と申します。昨年の冬頃から夫の言動に不自然な点が多く、探偵会社に調査を依頼したところ、あなたと夫が不倫関係にあることが判明しました。
このことより、私と夫の婚姻関係は破綻の危機になり、私は強い精神的苦痛を受けています。
よって、夫との交際を今後一切中止するよう強く要求すると共に、この不倫によって受けた精神的苦痛に対して、慰謝料〇〇〇万円を本書到達後7日以降に下記の私の銀行口座に支払うように請求します。
なお、万が一上記期間内にお支払いが無い場合は、訴訟等法的手段をとることを申し添えます。
慰謝料を請求したい方は、上記のようなのサンプルを真似て、不倫相手に慰謝料請求の書面を送ることを考えますよね。
でも、ネットや本のサンプル通りに載せた慰謝料請求書を不倫相手に送りつけても、慰謝料が振り込まれる可能性はゼロ。
それどころか無視される可能性も大いにあります。
実際に私もネットのサンプルを使って、不倫相手に慰謝料を請求しましたが、無視をされました。
その前に直接会ったとき凄く不誠実な態度をとられていたので、このときは本当に頭にきたなー。
でも今思えば、先ほどの例文みたいな内容では失敗するのも当然です。
なぜなら、「慰謝料として〇〇〇万円を払ってください⇒はい、振り込みました」とは普通ならないですよね。
1万とか2万円ならまだしも、ときには100万円単位になる大金を“書面1通だけ”で、振り込ませるのはそもそも無理があります。
仮に不倫相手が慰謝料を払う気があったとしても、「この請求書の通りに払っても、また要求されるのでは?」
といった不安が必ず出るので、これを解消できない間は払えない、となるのも当然の心理。
だけど、慰謝料請求書のサンプルの多くは、それを求める内容となってしまっているのです。
問題点は他にもあって、先ほどのようなサンプルの文例だと、不倫相手の選択肢は2つしかないですよね。
(そもそも加害者に選択肢はないと言いたいところですが・・・)
どういうことかと言えば、
「慰謝料を払う or 訴訟を起こされる」
不倫相手からすれば、「請求通りの慰謝料を払うのは嫌だし、訴訟を起こされるのも嫌。どうすればいいか分からない・・・」
となって、思考が停止に陥り、現実から逃げるように慰謝料請求を無視するパターンが多いのです。
もちろん、何らかの連絡をしてくる相手もいますが少数ですね。
不倫相手に慰謝料請求書を無視されることで、もちろん傷つくしイラつきがさらに増します。
その上、こちら側も次のように選択肢が狭まることになるのです。
「訴訟などの法的手続きをとる or 請求を諦める」
当然ながら、不倫相手に何の制裁を加えられずに終わらせるなんて、絶対にありえないけど、時間と費用が掛かる裁判までしたくない・・・
このようなジレンマに陥るのは避けたいところ。
よって、こちらしても慰謝料請求書を無視されるのは問題なので、相手がキチガイでなければ、話し合いでの解決が望ましいのです。
ですので、ネット上などの慰謝料請求書の文例サンプルをそのまま載せて、不倫相手に送ってはいけません。
それでは不倫相手に、こちらの慰謝料請求を無視されない為に何をすべきかと言えば、サンプルに次ような文面を加えることです。
内容によっては和解に応じることもあります。
不倫相手としては、このような文章があることで「慰謝料を下げてください」とか「分割払いにして下さい」・・・など
何らかの意思表示がし易くなります。
つまり、このような一文を入れることによって、こちらとの話し合いに誘導するわけです。
そして、そこから書面を通じ不倫相手との交渉を重ねて、慰謝料額や支払い方法などを詰めていき、最終的には示談書を交わす流れとなります。
慰謝料請求書は、あくまで話し合いのテーブルにつかすものであり、最初からケリをつける為のものではありません。
請求者側とすれば一気にケリをつけたいところですが、現実はそう簡単にいかないので歯がゆいですね。
話し合いに誘導させる慰謝料請求書を送った後の不倫相手の反応は、主に次の通り。
残念ながら、1は期待できませんので無いと思っていたほうが気は楽?です。
さらに残念なのが、3や4のように責任逃れしようとするバカは本当に多い。
また5のように話し合いに誘導しても、不倫相手が「無視すれば何とかなる!?」という考えから、回答が来ない場合もあります。
その場合は、再び催告の書面を送ることで大方は諦めて、話し合いのテーブルに着きます。
詳しくは「不倫相手に慰謝料請求書を無視されてもガッチリ逃がさない対処法」で取り上げています。
ちなみに私が弁護士に依頼して、慰謝料請求の内容証明郵便を送ったときの不倫相手の反応は何と無視。
その後に最終通告書を送りました。
不倫相手は、訴訟準備をしていると書かれていることにビビったのか、すぐに言いわけだらけのクソ返信がきましたよ。
自分は加害者である理解がなかなかできないバカ女だったから、最終的に降伏させるまで時間が掛かったのでした。(怒)
話は逸れましたが、先ほどもお伝えした通り、1~5のどの段階であっても、具体的に話を詰めて、最終的に示談書を交わすことを目指すことになります。
なお、不倫相手がどのようにして、慰謝料の支払いを拒否したり、言いわけをしてくるかについては、「これが不倫相手の鉄板的な責任の言い逃れとそれを撃退する方法です」で詳しく取り上げています。
今回は、不倫相手の慰謝料請求書のサンプルなどの例文をそのまま使うと失敗するよ、というお話でした。
お伝えした通り、不倫相手を話し合いのテーブルに着かす為には、そこに誘導する文章が必要ですので、それを忘れずに載せることです。
それでは最後までご覧頂きありがとうございました。
まいみらいがお伝えしました。(夫の不倫相手に対する慰謝料請求などを載せた私のプロフィールはこちら)
夫や妻の不倫相手に対しての慰謝料請求を失敗して、散々たる思いや更なる精神的苦痛を負わない為に、必ず押さえておきたい最重要ポイントを取り上げています。
無事に慰謝料請求を請求を成功させて、早期に心の平穏を取り戻す為には絶対に押さえておくべき内容です。
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